妊娠中に口臭は悪化してしまう? その原因と対策のポイント

口臭が気になる妊婦

子どもが大人へと成長する過程で、卵巣や精巣から出る性ホルモンの変動が第二次性徴期と呼ばれる大きな体の変化を引き起こします。

この変化は男女ともに起こりますが、女性の場合はそれ以降も生理・妊娠・閉経と性ホルモンの影響を受け続けます。

ゆえに、男性に比べて女性は性ホルモンの変化に生涯に渡って大きく左右されているといえます。

そして、時にこれらのイベントは、女性の生理的口臭の原因となることがあります。

性ホルモンの変化は体を大きく変化させる

性徴期の男子

人が生まれてから大人へ成長するということは、小さな人間の赤ちゃんが大きな人間の大人へと単純に体が大きく成長したわけではありません。

地球上の動物に共通のことですが、子孫を残すための性機能の発達は体の発育に劇的な変化を与えます。

男性の場合はヒゲが濃くなったり筋肉が発達したり思春期の大きな変化があるだけですが、女性の場合は何十年にも渡って生理という月に1度の変化が起こり続けます。

そのホルモンの変動は、日頃、体と心をコントロールしてバランスを保っている自律神経系の乱れをもたらすことがあります。

自律神経の乱れが口臭の原因になるイメージ

自律神経の乱れで身体面は、汗をかいたり、体がほてったり、食欲不振になったり。

心の面では憂鬱になったり、やる気がなくなったり。

これらの変化はストレスとなって唾液の分泌を減少させる原因にもなります。

生理的口臭はいろいろなことが悪化を引き起こします。

その1つとして、性ホルモンの変化はさまざまな面から生理的口臭をきつくする要因となるのです。

妊娠はもっとも大きなホルモン変化

口臭の原因になる姙娠1
口臭の原因になる姙娠2
口臭の原因になる姙娠3
口臭の原因になる姙娠4

上に書いてきたことを考えると、女性の体に急激かつ最大の変化を与える妊娠は、生理的口臭の原因となっても不思議ではありません。

月のもので生理的口臭が出るのなら、妊娠で出るのは当然と言えるでしょう。

妊娠時にはホルモンのニオイがするとか独特の口臭が発生するということではなく、多面的に生理的口臭が強くなると考えられます。

妊娠時の口臭対策の注意

 

妊娠時の歯みがきのイメージ

普段の生理的口臭は別記事に書いた口臭対策で抑えることができます。

ではいろいろと制限のある妊娠時も同じ方法を取ることはできるのでしょうか?

記事で挙げた口臭対策のうち、歯みがきや舌のクリーニングについてはそのまま行っても問題はないでしょう。

舌の運動や水分の補給も当然、問題ありません。

注意するとすれば、マウスウオッシュ・サプリメント・タブレットなどの口臭対策グッズです。

マウスウオッシュは医薬品ではないので、基本的に安全性の高いものです。

マウスウオッシュの成分は歯みがきによく使われているものだったりしますが、製品によっては特殊な成分が入っている場合があります。

アルコールが入っている製品も多いです。

サプリメントやタブレットは食品に分類されるものなので、やはり安全性は高いと考えて良いと思います。

しかし、製品によっては添加物を多く使っているものもあります。

実際に使用する前に一度、お医者さんに妊娠への影響について確認して下さい。

妊娠時はとても大事な期間です。

念の為に口臭対策グッズを使わずに、それ以外の口臭対策法にとどめた方が無難かもしれませんね。

まとめ

男性と女性では、性ホルモンの違いから女性の方が口臭の悪化する機会が多いようですね。

ちょっと不公平にも思えますが、文句を言っても仕方がありません。

特に妊娠時には口臭が強くなりやすいですが、幸い生理的口臭からくるものですから通常の口臭対策を行えば予防可能です。

ただし使う口臭ケア製品については、念には念を入れて添加物のチェックを怠らないようにしましょう。