口臭を完全に克服するために知っておくべき口臭悪化の4つのタイミング

口臭のもとになる虫歯

歯周病や虫歯などの歯の病気があるとすれば、それを治療しないかぎり口臭をなくすことはできません。

いくら歯みがきをしたり、口臭タブレットやサプリメントを使おうと、焼け石に水なのです。

病的な原因があるのなら、まずそれを治療しましょう。

病的な原因を解決して、その上で歯のケアもしっかりしていたとしても、生理的口臭と呼ばれる口臭が起こります。

きちんと歯みがきをしていても口臭がでるのならば、その生理的口臭を防ぐことはできないのでしょうか?

口臭の元になる物質

 

悪臭成分アンモニア、インドール

口の中は500種以上の細菌が棲んでいると言われます。

その中に酸素を嫌う嫌気性菌という種類の菌がいます。

口臭を発生させる嫌気性菌
口臭を発生させる嫌気性菌って何?

嫌気性菌は食べ物のカスを分解して、主な口臭の原因である揮発性硫黄化合物(VSC)という悪臭成分をつくり出します。

他にもアンモニアインドールなどの窒素化合物も作り口臭の元になります。

これらのニオイのもとは、主に食べ物に含まれるタンパク質を材料につくられます。

しかし食べ物がなくても、口の中には粘膜からはがれ落ちた細胞や血液や死んだ細菌などがありますので、それらのタンパク質を利用してVSCがつくられるのです。

生理的口臭が強くなる4つのタイミングを把握する

生理的口臭は1日の間に、口内環境の変化に合わせて変動します。

普段はほとんど他人が感知することのない生理的口臭ですが、いくつかのタイミングで周りの人も認識できる口臭として感じられるのです。

いつ口臭が強くなるのか、その変動を把握していれば、それに合わせて対策をすることができます。

起床時

普段、唾液は嫌気性菌を増え過ぎなようにする重要な役割を果たしています。

夜中の間は唾液の分泌が減っているので、口の中の嫌気性菌がもっとも増えてしまいます。

朝一番は、糞便10g相当の細菌が口の中いると言われます。

朝の口臭のことを英語でモーニングブレスというぐらい、寝起きの口が臭いのは万国共通のようです。

空腹時

空腹時はやはり唾液の分泌が減少しますので、嫌気性菌が増えて口臭が強くなります。

極端に空腹になった場合は、吐く息にアセトンが含まれ甘ったるい口臭がすることがあります。

緊張時

緊張すると交感神経が優位となって、唾液が減少してやはり口臭が発生しやすくなります。

疲労時

疲労は一時的に病的な状態と言えます。

唾液の減少や舌の動きの低下、粘膜の新陳代謝の低下など、さまざまな要素が組み合わさって口臭を悪化させます。

口臭予防の基本は水を飲む

 

口臭を防ぐために食後に口をゆすぐ

このように生理的口臭が変動する原因を探ると、口臭がきつくなるいちばんのポイントは唾液の量であることがわかります。

唾液の減少にともなって生理的口臭は悪化するのです。

生理的口臭を抑えるためには、口の中を乾燥させないことが大事です。

唾液が減少するタイミングに合わせて、舌の運動やガム・飴などを利用して唾液を増やすことは大切です。

プラスして、事前に口の中の乾燥に備えて水を飲んでおくことは非常に効果的です。

起床後すぐや、食事のあとすぐ、そして空腹になってくる昼食や夕食の前にコップ一杯の水を飲んでおくと良いです。

もちろん完全に生理的口臭をなくすためには、他の方法も併用する必要はあるでしょう。それについては別の記事で説明しています。

口内ケアでさわやかな息になるイメージ
生理的口臭を予防して息さわやかになるためのポイント5つ

まとめ

誰にでも発生する生理的口臭。

生理的なものなので、一見すると対策は不可能のような気がしますね。

でも、生理的な口臭の変化を把握しておけば、前もって対策をすることができます。

タイミング良く対策すれば、生理的口臭も完全に防ぐことは可能です。

そのうえでサプリメントやタブレットなどを使えばきっと息さわやかな人になれるでしょう。