花粉症になると口臭がひどくなる3つの理由

口臭のもとになる風邪

近年になって年々増加している花粉症患者。

毎年、スギの季節になると涙やくしゃみに悩まされる人も多いでしょう。

日本での患者数は3,000万人とも言われ、実に4人に1人が罹(かか)っているという現代病とも言える花粉症ですが、実は口臭に深く関わりがあるということをご存知でしょうか?

花粉症を患っているといくつかの面で口臭を悪化させる要因となるのです。

この記事では花粉症が口臭に影響する理由をくわしく説明します。

花粉症が口臭をきつくするポイントは3つ

花粉症は3つの原因から口臭を悪化させます。

そのポイントをしっかりと抑えておけば口臭の悪化を未然に防ぐことができるでしょう。

口呼吸になってしまう

口呼吸している魚

実際に花粉症の方ならわかると思いますが、花粉症がひどくなると涙やくしゃみが出るにとどまらず、すごく大量の鼻水が分泌されます。

ピークになると鼻をかんでもかんでもどこから出てくるの?というくらい、次から次へと鼻水が出てきます。

ティッシュ1箱なんてあっという間に使いきってしまいます。

そんな状態では鼻で息をすると刺激でさらにくしゃみを誘発してしまいます。

鼻がそんな状態ですから、どうしても口で呼吸をすることになってしまいます。

もっともそれ以前に鼻が詰まり気味で、鼻呼吸がしにくい状態でもありますね。

こうして口呼吸になっていると、当然鼻はズクズクでも口の中は乾燥してしまいます。

口の中が乾くと嫌気性菌が活発になってVSCなどの口臭成分が増加して口臭が悪化するという結果になるのです。

花粉症の薬が口を乾燥させる

抗ヒスタミン剤のイメージ

花粉症がひどい人はお医者さんに行って処方してもらった薬を飲んでいる方もいると思います。

花粉症によく使われる薬といえば抗ヒスタミン剤

抗ヒスタミン剤は割と安全な薬ではありますがいくつかの副作用があります。

有名なのが眠気を催すこと。

風邪薬にも入っているので飲んだあとは車を運転してはダメと聞いたことがあると思います。

もう1つよくある副作用が口の渇きなのです。

ひどくなるとドライマウスになってしまうこともあります。

1つ目のポイントと同じく口の中が乾燥することで、口臭を悪化させるというわけです。

口臭の発生源である舌
行き過ぎた唾液の減少、ドライマウスの原因と症状とその予防方法

副鼻腔炎(蓄膿)で口臭悪化

花粉症がひどくて副鼻腔炎になったイメージ

涙や鼻水がいくら出ても、アレルギー性鼻炎のうちは透明な鼻水しか出ません。

しかし、症状があまりに酷(ひど)ければ、いずれ二次感染して本格的に副鼻腔炎(蓄膿)になる場合があります。

口の中は奥で鼻とつながっています。

鼻腔に炎症などの問題があるとそのにおいが口のニオイとして感じられることもあるのです。

特に化膿しているような副鼻腔炎だと細菌が活発にニオイを出しています。

そうなると鼻腔からのニオイが口臭として出てくるようになります。

ノドの調子が悪いと口臭が出てくるイメージ
ノドからの口臭を発生させないためのポイント

花粉症の時に気をつけること

上に述べたようにまず問題になるのは口の乾きです。

水分を補給することは口臭対策の基本ですが、花粉症の時は普段以上に水分の補給に気をつけましょう。

その他、マスクをして口が乾燥するのを防ぐのも効果があるでしょう。

抗ヒスタミン剤は今は第2世代の薬が出てきています。

第1世代で問題になるような眠気や口の渇きが出にくくなっていますので、もしまだ第1世代の薬を使用しているのなら、お医者さんに言って副作用の出にくい第2世代の薬を出してもらうようお願いしましょう。

鼻水が溜まって副鼻腔炎にならないように、鼻水が出たらこまめに鼻をかみましょう。

まとめ

花粉症というと目や鼻に注意が行きがちですが、口臭に大きく関わってきます。

せっかく朝にしっかり口臭ケアをしても、花粉症があるとあっという間に口の中が乾燥してしまいます。

そうならないように水分補給をしなければなりません。

花粉症の時期には今まで以上に口臭対策に気をつける必要がありそうですね。